研究課題/領域番号 |
25460240
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
|
研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
向後 晶子 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (20340242)
|
研究分担者 |
向後 寛 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (20282387)
松崎 利行 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30334113)
野村 隆士 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (20325161)
下村 敦司 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 教授 (50340237)
|
研究協力者 |
根本 奏子
今井 愛理
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 心臓 / コルチ器 / 収斂伸長 / 細胞運動 / DLG1 / 細胞間ジャンクション / 発生 / 聴覚上皮 / ミオシンVI / 非筋肉型ミオシン / 上皮 / convergent extension / 平面内極性 / 器官形成 / ノックアウトマウス / 細胞極性 / 収斂的伸長 / マウス |
研究成果の概要 |
DLG1は、細胞内で各種蛋白質を細胞膜近傍に係留する足場として働く足場蛋白質である。Dlg1遺伝子欠損マウスは、様々な器官に発生異常をきたす。そこで、発生途上の器官におけるDLG1の機能を明らかにするため、心臓流出路と内耳コルチ器の発生過程を検証した。その結果、DLG1欠損マウスの心臓では、将来の肺動脈・大動脈となる総動脈幹の伸長が不十分であり、二次心臓領域と呼ばれる心臓外領域の細胞移動能の異常が示唆された。またコルチ器では、組織の伸長に伴う細胞間接着面の再編成とそれに伴う細胞の並び替えの異常が見られた。以上の結果から、DLG1は、組織の伸長に必要な細胞運動を制御することが判明した。
|