研究課題/領域番号 |
25460270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
稲賀 すみれ 鳥取大学, 医学部, 講師 (60116358)
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連携研究者 |
加藤 雅子 鳥取大学, 医学部, 准教授 (80221183)
岡田 晋一 鳥取大学, 医学部, 准教授 (50343281)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ウラン代替染色剤 / 低真空SEM / 白金ブルー / 微細構造と機能 / 電顕診断法 / 迅速診断法 / 組織化学法 / 病理組織診断法 / 迅速三次元解析法 / 重金属染色法 / 内分泌腫瘍 / 核異型性 / 術中迅速診断 / 組織像の迅速三次元解析法 / 基底膜 / 内分泌顆粒 / 組織化学的検索法 / DAB法 / オスミウム酸増感法 |
研究成果の概要 |
従来のTEMによる電顕診断法とは異なった観点から、正常及び病理組織を用いた微細構造と機能の新たな電顕解析法の開発を行った。低真空SEMを用いて新規のウラン代替染色剤を検討した結果、観察目的に応じて染色剤を選択または組みあわせて、光顕における特殊染色法より短時間で簡単な手順で走査電顕レベル(~×30,000)の解析ができることが明らかとなった。また、本法は組織化学的検索法との併用も可能で、腫瘍細胞の内分泌顆粒の同定や核の異型性などの病理像を走査電顕レベルで解析できる簡便で迅速な組織診断法として有用であることが実証された。新規の電顕診断法として、今後、一般病理組織にも応用展開できると考えている。
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