研究課題/領域番号 |
25460279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 神戸大学 (2014-2015) 独立行政法人理化学研究所 (2013) |
研究代表者 |
上坂 敏弘 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (90304451)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腸管神経系 / 神経堤細胞 / ニューロン新生 / シュワン細胞 / 末梢神経前駆細胞 / 分化転換 / 神経堤 / シュワン細胞系譜 / RET / ヒルシュスプルング病 / 細胞ソース |
研究成果の概要 |
腸管を支配している腸管神経系は主に頸部の神経堤に由来し、前腸に入ってきた神経堤由来の前駆細胞は中腸、後腸と腸管全体に行き渡り、ニューロンやグリア細胞になることが知られていた。我々は本研究により、腸管へ投射する外来神経線維を伝って腸管に移動してくるグリア細胞様の細胞が大腸のニューロンになることを見出し、このグリア細胞由来のニューロン新生が大腸終末部の神経節形成に欠かせないことを明らかにした。腸管神経系は主に頭部の神経堤に由来すると考えられていたが、本研究により、体幹部の神経堤由来のグリア細胞からも生じることが初めて見いだされ、形成過程の新たな様相が明らかになった。
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