研究課題/領域番号 |
25460299
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
竹中 康浩 埼玉医科大学, 医学部, 研究員 (20586789)
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研究分担者 |
中野 貴成 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (20406474)
井上 郁夫 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (60232526)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 免疫染色 / ノックアウトマウス / 唾液腺 / 転写因子 / ViewRNA / 腸管 |
研究実績の概要 |
前年度の研究ではQuantiGene ViewRNA法を用いてマウス切片におけるPparγ1svの特異的検出を試みたが、Pparγ1svの発現量が低いため検出できなかった。そこで平成26年度はPparγの共通領域でプローブ配列を設計してPparγの全てのスプライシングバリアントを検出することを試みた。その結果、微弱ではあるがマウス17日胚の唾液腺と思われる部位にてPparγの発現を確認することができた。また脂肪組織や毛根などでもPparγの発現が認められた。一方抗Pparγ抗体を用いたマウス胚切片の免疫染色の実験では、残念ながらネガティブコントロールと比較して明らかにPparγの発現が認められる組織は確認できなかった。 Pparγ1svの発現制御機構の研究では、Pparγ1svおよびPparγ2の転写がPPARγタンパク質自身によって制御されている可能性を検証した。まず遺伝子発現バンクGEOに登録されているPPARγ抗体を用いたChIP-seqのデータからPPARγ遺伝子およびそのプロモーター領域にPPARγタンパク質が結合している部位が存在するかを解析したところ、3カ所で顕著な結合が確認された。そこで3T3-L1の脂肪細胞分化誘導時にPPARγタンパク質がこれらの部位に結合しているかどうかをChIP-qPCRを用いて確認したところ、分化2日目に3カ所すべてでPPARγタンパク質の有意な結合が認められた。 一方Pparγ1svの胎生期における機能を解明するため、竹中と研究分担者(中野、井上)は、Pparγ1svにユニークなエクソンCのみを欠損したノックアウトマウスの作製を行った。得られたエクソンCのホモノックアウトマウスは野生型と比較して低体重、脂肪組織量の低下などの表現形が確認された。今後さらに詳細な解析を行う予定である。
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