研究課題
基盤研究(C)
視床下部には、末梢の栄養情報を統合し、摂食・エネルギー消費を制御する体重調節の中枢が存在する。体重調節中枢は若齢時には体重は一定範囲内に制御しているが、加齢に伴いこの制御機構が徐々に破綻して「中年太り」が起こる。この中枢性エネルギー恒常性破綻がメタボリックシンドロームや病気につながり、健康寿命が短縮される。我々は、インスリン抵抗性の標的転写因子FoxO1変異体およびSIRT1を特定細胞集団のみに発現できる遺伝子組み換えマウスを用いて、視床下部でのインスリン抵抗性によって起きる肥満をSIRT1が是正できることを明らかにした。
すべて 2016 2014 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 2件)
Obesity
巻: 22 号: 10 ページ: 2115-9
10.1002/oby.20838