研究課題
基盤研究(C)
GnRHニューロンへの興奮性GABA入力の役割について、GnRHニューロンのみでKCC2を発現誘導させることにより特定の時期にGABA入力を興奮性から抑制性に可逆的に変化させることができる独自に作成した遺伝子改変マウスを用いて検討を行った。GABA入力を抑制性に変化させると、性周期が乱れ、排卵、妊娠が認められず、低濃度のGABAA受容体アゴニストによりGnRHニューロンが示す自発発火の低下がみられた。以上の結果より、興奮性GABA入力によるGnRHニューロンの活動の増加が生殖機能の維持に重要な役割を持つことが示唆された。
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (9件)
Frontiers in Cellular Neuroscience
巻: 9 ページ: 1-14
10.3389/fncel.2015.00371
Frontiers in Neuroscience
巻: 8 ページ: 1-9
10.3389/fnins.2014.00387