研究課題/領域番号 |
25460321
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
長谷 都 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (20450611)
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研究分担者 |
福島 篤 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (10442716)
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連携研究者 |
舩橋 利也 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (70229102)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 妊娠 / 出産 / 子育て / 学習 / 海馬 / AMPA / AMPA受容体 / 記憶 / 可塑性 / 学習機能 / 生殖生理学 / 神経内分泌 |
研究成果の概要 |
産後ラットで、性周期が回帰する産後5週齢の経産群、対照群として未経産ラットを用いて、海馬依存性学習としてY字型迷路、海馬CA1細胞のパッチクランプ法によるLTPの記録、海馬AMPA受容体のサブユニットの構成をウェスタンブロット法にて解析した。その結果、経産群は、対照群と比較し海馬依存性学習の成績が良好であり、海馬シナプスでのAMPA受容体GluR2の発現が多いことを確認した。また、未経産群では、LTPが誘導できない低頻度刺激で、経産群ではLTPが誘発された。これら結果は、経産群の学習機能の向上には、AMPA受容体のサブユニットの構成の変化によるシナプス伝達効率の変化が関与する可能性を示唆した。
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