研究課題/領域番号 |
25460331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村上 慎吾 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40437314)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アストロサイト / カリウム緩衝 / シミュレーション / システムバイオロジー / 内向き整流性カリウム電流 / 恒常性 / イオン輸送 / 水輸送 / 脳浮腫 / 内向き整流性カリウムチャネル / 水チャネル |
研究成果の概要 |
疾患などによる過剰な細胞外カリウム濃度の上昇によって神経細胞の機能や生存に問題が生じる。細胞外カリウム濃度を安定化させる機構として、アストロサイトが過剰な細胞外カリウムを吸収し血管に運ぶ、カリウム緩衝が挙げられるが、その機序は詳細に理解されていない。そこで、アストロサイトモデルを作製し、カリウムバッファリングの機構を解析した。このモデルには主要なイオンチャネルやトランスポーター、そしてその局在が組み込まれており、解析を行うことで細胞外高カリウム濃度時のカリウムバッファリングの解析ができた。また、細胞外高カリウム濃度でのアストロサイトの膨張をNKCCの阻害剤で抑制できると予測できた。
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