研究課題
基盤研究(C)
転写因子ATF7の機能を主にマウス個体を用いて調べた結果、ATF7はKu70/Ku80及びテロメラーゼと複合体を形成して、テロメアの長さを調節している事が分かった。また、この機能はヒトの細胞においても確認された。ATF7はマクロファージにおいて自然免疫系の遺伝子の発現調節に関与していた。LPSで刺激するとATF7を介したこれらの遺伝子の活性化が長期間持続し、細菌の感染を抑制した。この事から、自然免疫系にも長期記憶に似た現象が有る事が明らかになった。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 備考 (2件)
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