研究課題
基盤研究(C)
我々は様々な癌細胞に特異的に発現するLIX1L遺伝子・蛋白質を同定し、LIX1Lは癌細胞増殖促進に働く機能を持っていることを明らかにしました。LIX1LはROS1キナーゼによりリン酸化を受け、様々なmiRNAを含むRNAに結合し、癌細胞増殖を促進することが明らかになりました。また、LIX1Lの136番目のチロシンを含む10アミノ酸の相同性ペプチドに、LIX1Lのリン酸化を抑制し、その結果、抗腫瘍効果が誘導されることも明らかにしました。これらのことから、LIX1Lは様々な癌に発現する共通の蛋白質であり、それを標的としたペプチドにより、新しい治療薬開発に発展できる可能性が示されました。
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