研究課題/領域番号 |
25460425
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
鹿股 直樹 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (60263373)
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研究分担者 |
山口 倫 久留米大学, 医学部, 准教授 (10309750)
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連携研究者 |
紅林 淳一 川崎医科大学, 医学部, 教授 (10248255)
森谷 卓也 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00230160)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 浸潤性微小乳頭癌 / リンパ節転移 / 免疫染色 / 乳癌 / マイクロアレイ / 予後 / BC-1514 / CD1D / 病理組織 / 極性逆転 |
研究成果の概要 |
乳腺の浸潤性微小乳頭癌は間質の裂隙中に偽乳頭状あるいは微小乳頭状構造を示す癌細胞の胞巣がみられる腫瘍である。通常型の浸潤性乳管癌に比してリンパ管侵襲の頻度,リンパ節転移の頻度が高いことが知られている。今回はあらかじめDNAマイクロアレイデータで得られた情報をもとに免疫染色的検討を行った。C21orf118(BC-1514)は浸潤性微小乳頭癌での発現が高く、CD1D,PJA2は、微小乳頭癌のほうが通常型の浸潤癌より発現が低かった。CD1Dは静脈侵襲(p=0.002),リンパ節転移(p=0.047)と負の相関を示した。CD1Dはリンパ節転移に対して抑制的に働いている可能性があるものと考えられた。
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