研究課題/領域番号 |
25460459
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
渡邊 壽美子 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90404087)
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研究分担者 |
大喜 雅文 九州大学, 医学研究院, 教授 (10160441)
勝田 仁 九州大学, 医学研究院, 教授 (50333240)
加来 恒壽 九州大学, 医学研究院, 教授 (60185717)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 膀胱癌 / 再発 / BCG膀胱内注入療法 / クロマチン分布 / 細胞周期 / pRB / p21 / BCG治療 / pRb / 細胞診 / 核クロマチン分布 / RBタンパク / p21タンパク / p27タンパク / Stealth RNA / 核クロマチン分布解析 |
研究成果の概要 |
[はじめに]BCG膀注療法は表在性膀胱癌の標準的治療であるが、作用機序や治療効果判定方法は未だ確立されていない。[方法]尿路上皮癌の尿細胞診標本を用いて異型細胞の核染色性を数値化するとともに、培養細胞を用いて細胞周期関連蛋白を調べた。[結果]再発症例では非再発症例に比べて初診時尿細胞診のRD値が有意に低値を示した.実験的にはBCG曝露によりpRB陽性細胞は、p21の陽性率が有意に高くなる結果を得た.[結論]核染色性の数値化は初診時の再発予測や膀注療法効果判定に有用である. BCG曝露によりp21の発現が増加し細胞周期逸脱が起こるが、pRB発現が影響している可能性が示唆された.
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