研究課題
基盤研究(C)
セマフォリン4D(Sema4D)は骨形成抑制作用が報告されており、骨びらんや破壊が発生する関節リウマチにおいて病態形成に関与している可能性がある。今回の研究の結果、関節リウマチでは血中・関節液中に蛋白酵素ADAMTS-4の濃度が高く、これがCD3+、CD14+の単核球細胞表面からSema4Dを切離させているとみられた。動物実験ではSema4Dを阻害すると関節炎が抑制されたことから、遊離した可溶性Sema4Dが血中や関節液中で増えることで関節びらんや滑膜増殖を引き起こしていると考えられた。
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Arthritis Rheumatol
巻: none 号: 6 ページ: 1481-1490
10.1002/art.39086