配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究成果の概要 |
本研究は異なった組織環境に生息する寄生蠕虫を用いて, 酸素分圧に応答するミトコンドリア蛋白群, とくに呼吸鎖蛋白の発現制御を網羅的に解析することにより, その感染成立, 維持機構の一端を解明することを目的とした。インゲル消化を伴う二次元電気泳動およびショットガン法により, 嫌気的な宿主腸管に棲息する回虫と好気的自活性線虫Caenorhabditis elegansのミトコンドリア蛋白を質量分析計により比較解析したところ, それぞれの線虫に特徴的な蛋白プロファイルが得られた。皮下組織に寄生するマンソン裂頭条虫幼虫は肺吸虫と同様, 好気と嫌気の両ミトコンドリアを有することが明らかになった。
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