研究課題/領域番号 |
25460530
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
久堀 智子 大阪大学, 微生物病研究所, 特任講師(常勤) (20397657)
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連携研究者 |
今田 勝巳 大阪大学, 理学部, 教授 (40346143)
小池 雅文 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員(常勤) (50639979)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 細菌 / タンパク質複合体 / 感染症 / 分泌系 / レジオネラ / 病原性 / 結晶 |
研究成果の概要 |
病原細菌レジオネラは宿主細胞に機能性タンパク質を輸送するため、その細胞表層に IVB 型分泌系という複雑な超分子複合体を形成する。その中で細胞内膜に局在する DotI/DotJ 複合体の精製とその生化学的解析から、これらがヘテロ 6 量体リング構造を形成し、基質輸送のためのチャネルとして機能する可能性が示された。さらに、DotI ペリプラズム領域の結晶解析から詳細な構造的知見が得られ、その情報を基盤とした機能解析を行い、輸送活性に重要な残基を特定した。さらに、この複合体は IVB 型分泌系中核複合体に相互作用し、固有の ATPase とともに輸送活性の中心的役割を果たすことが示唆された。
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