研究課題
基盤研究(C)
新興病原体Escherichia albertiiについて、糞便や環境から直接検出可能なnested PCR検出系を開発した。ヒトや各種動物(トリ、ブタ、ウシ)での保菌状況調査を実施し、ブタと地鶏で高い保菌率であることを示した。動物由来株等計26株のドラフトゲノム配列を取得し、大腸菌を中心としたEscherichia属細菌との大規模ゲノム比較を行い、E. albertiiの共通な遺伝子群の同定するとともに、本菌のゲノム進化、環境適応、病原機構の解明へと繋がる情報を数多く得た。その中で、本菌特有の第2のIII型分泌系と鞭毛合成遺伝子群については発現を確認し、現在機能解析を進めている。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 1件)
Genome Biol Evol
巻: 7(12) ページ: 3170-3179
10.1093/gbe/evv211
Scientific Reports
巻: 5 号: 1 ページ: 16663-16663
10.1038/srep16663
120006875675
Japanese Journal of Infectious Diseases
巻: 67(3)
130004757082