研究課題
基盤研究(C)
EHECは、出血性大腸炎に加えて、溶血性尿毒素症症候群(HUS)や脳症などの重篤な合併症の原因となる。主要な病原因子は、強力な細胞致死活性を示すStxである。stx遺伝子は、ファージにコードされており、Stx1とStx2が存在するが、Stx2が重症化に強く関与している。本研究では、Stx2ファージの多様性がStx2産生量を規定することを明らかにし、Stx2ファージが4つのサブタイプに分かれること、そのうちの2つがStx2高産生型ファージであることを見いだした。また、O157について、Stx2を高産生する株が含まれる3つのハイリスク系統を同定した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件)
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