研究課題/領域番号 |
25460563
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
後藤 敏 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (00211920)
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連携研究者 |
北川 善紀 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (00444448)
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研究協力者 |
山口 まゆ 滋賀医科大学, 大学院医学系研究科, 博士課程・学生
周 敏 滋賀医科大学, 大学院医学系研究科, 博士課程・学生
伊藤 正恵 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 教授 (10201328)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ヒトメタニューモウイルス / 中和抗体価測定法 / 組換えウイルス / ルシフェラーゼ / 緑色蛍光色素 / 一次転写 / 迅速 / 簡便 |
研究成果の概要 |
ヒトメタニューモウイルス(HMPV)は、乳幼児に重症の細気管支炎、肺炎を起こすことがあるため、小児科領域で重要な呼吸器感染症のひとつである。しかしながら、診断の助けとなる中和抗体価の測定には、最低1週間を必要とする。培養細胞でのHMPVの増殖は遅く、細胞変性効果も弱いためである。本研究では、高感度ルシフェラーゼを発現する組換えHMPVを利用して迅速な中和抗体価測定法を開発した。本法では、12時間以内に測定が完了し、多段増殖に必要なトリプシンや蛍光染色をともなうプラックアッセイも必要としない。これまで報告されたどの測定法よりも迅速で、多量検体の測定にも適した簡便な方法が確立された。
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