研究課題
基盤研究(C)
HCVのIn vitroの感染系が特定の癌細胞株や初代肝細胞に限られており、有用なin vivoモデルの確立も不十分である。そこで本研究では、人工ヌクレアーゼやCRISPR/Cas9系を用いたノックアウト細胞株を作製することにより、ウイルスの感染環や病原性に関する再現性の高い検討を行い、新たな知見を明らかにすることを目的とした。これらの細胞を用いて、HCVの感染におけるアポリポ蛋白質、miR-122やオートファジーの意義が明らかになった。肝炎ウイルスは狭い感染指向性により、これまで再現性の高い研究を行うことが困難であったが、遺伝子改変技術の革新により、詳細な研究が可能になってきた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件)
PLoS Pathogens
巻: 未定
Trends in Microbiology
巻: 23 号: 10 ページ: 618-629
10.1016/j.tim.2015.07.007
PLoS Pathog
巻: 10(12) 号: 12 ページ: e1004534-e1004534
10.1371/journal.ppat.1004534