研究課題
基盤研究(C)
HIV-2 Vpxは、マクロファージなどで抗ウイルス宿主因子SAMHD1を分解する。本研究は、VpxのSAMHD1分解非依存的機能の解明を目的に開始した。まずC87AとP109A変異体においてマクロファージでのこの機能が低下していると考えられたため検討を行い、(1) C87などは亜鉛フィンガーを形成して蛋白質を安定化させる (2) P109が含まれるポリプロリンモチーフは蛋白質を多量化しSAMHD1分解を負に制御する、マクロファージ特異的なSAMHD1分解に関わる、など多様な役割を持つ (3) VpxはマクロファージでSAMHD1分解非依存的機能を持つ証拠はない、という結果を得た。
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