研究課題/領域番号 |
25460621
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山本 洋一 大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (20335342)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 研究倫理 / 国際情報交換 / 臨床試験 / 早期探索的臨床試験 / 被験者保護 / 倫理審査委員会 / 健康人ボランティア / 医学哲学 |
研究成果の概要 |
我々は、薬により多大な恩恵を受けているが、未承認薬を健康なヒトに投与して安全かどうかを検討する試験について、一般には広く周知されていないこと、試験実施の倫理性や許可する過程について、少数であるが疑問を感じる者がいることがわかった。臨床試験への参加動機については、健康人では医学貢献や患者さんの助けになるなどの意見が少数ながらみられたこと、がん患者では将来同じ病気の方の治療に役立ててほしいとする意見も多かったことから、人間の利他主義的な考えが臨床試験にも垣間見られたと推測した。新規医薬品開発のイノベーションが叫ばれる中、これらの結果をどのように臨床試験の現場で反映させていくかが、次に問われる。
|