研究課題
基盤研究(C)
原発性アルドステロン症は高血圧症の原因の約10%とされ、治療法の異なるサブタイプの鑑別は重要である。本研究で我々はアルドステロン産生腺腫(APA)において他のサブタイプと比較して尿中に多く検出される物質を新たに見出し、新規バイオマーカーとしての可能性について検討した。物質の単離・構造決定までには至らなかったものの、高血圧患者検体の分析の結果、本態性高血圧や両側過形成を原因とする特発性アルドステロン症(IHA)に対して1.5~2倍の量が検出された。
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Annals of Clinical Biochemistry
巻: 50 号: 5 ページ: 450-456
10.1177/0004563213476272