研究課題/領域番号 |
25460682
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
川井 久美 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (50362231)
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研究分担者 |
高橋 雅英 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (40183446)
村上 秀樹 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (90303619)
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研究協力者 |
山田 徳香
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | RET / 甲状腺髄様癌 / モデルマウス / プロテオミクス解析 / 分子標的薬 / チロシンキナーゼ阻害剤 / モデル動物 / キナーゼ阻害剤 / 網羅的タンパク質リン酸化解析 / プロテオーム解析 |
研究成果の概要 |
現在我が国で他臓器固形癌に対しすでに認可のあるマルチキナーゼ阻害剤であるSunitinibが変異RETによる細胞増殖、遊走能およびRET下流のシグナルを抑制することを甲状腺髄様癌モデルマウスMoMuLV/RET-MEN2A由来髄様癌細胞株を用いて示した。Sunitnibの経口投与によりMoMuLV/RET-MEN2A甲状腺髄様癌は有意に縮小し、MEN2A型変異RETを有する患者にSunitinibが有効である可能性が示された。甲状腺髄様癌組織を用いたLC/MS分析では、変異RETとともにチロシンリン酸化を受けた様々なシグナル関連、増殖関連タンパク質が同定され、今後さらなる解析が待たれる。
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