研究課題/領域番号 |
25460695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 (2016) 横浜市立大学 (2013-2015) |
研究代表者 |
荒川 憲昭 国立医薬品食品衛生研究所, 医薬安全科学部, 主任研究官 (60398394)
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連携研究者 |
宮城 悦子 横浜市立大学, 医学部産婦人科, 教授 (40275053)
増石 有佑 福島県立医科大学, 医学部衛生学・予防医学講座, 助教 (20626767)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 卵巣がん / 明細胞がん / TFPI2 / バイオマーカー / 診断 / 卵巣癌 / 明細胞癌 / 診断マーカー / 明細胞腺癌 / 遺伝子発現 / プロモーターメチル化 / 組織因子経路インヒビター2 |
研究成果の概要 |
本研究では、卵巣明細胞がん(OCCC)のバイオマーカー候補タンパク質TFPI2の血中発現機構を解析し、TFPI2とOCCCとの関連性を明らかにするとともに、血清診断マーカーとしての有用性を評価した。TFPI2遺伝子は、OCCC患者組織中で特徴的に発現していた。他の組織癌由来の細胞とは異なり、TFPI2遺伝子のプロモーター領域の異常メチル化は認めらなかった。遺伝子発現抑制系を用いた解析では、OCCC特異的なTFPI2発現にp53が関与する可能性が示唆された。組織中の遺伝子発現量に反映して、血清TFPI2はOCCC患者血清中で特徴的に増加しており、OCCCの血清診断における有用性が示された。
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