研究課題
基盤研究(C)
食事由来の多価不飽和脂肪酸(PUFA)摂取量は、10年間でω3系に比べω6系摂取量が増加していた。農村と漁村での食事由来のPUFA摂取量や血清分画の比較では、共に相違を認めた。血清EPA/AA比は、農村に比べ漁村では有意に高値を示した。また、ω3系の摂取量と血清EPA値との間に有意な正の関連が認められたが、ω6系の摂取量と血清AA値との間には同様の関連は認められず、血清EPA/AA比を上昇させるには、食事由来のω3系摂取量を増やすことが重要であることがわかった。血清ω3系・ω6系とアルブミン尿を指標とした腎障害発症についての縦断研究では、腎障害進展の予測因子とは成らない結果であった。
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Atherosclerosis
巻: 239 号: 2 ページ: 577-582
10.1016/j.atherosclerosis.2015.02.033