研究課題/領域番号 |
25460821
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
|
研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
柴田 英治 愛知医科大学, 医学部, 教授 (90206128)
|
研究分担者 |
榊原 洋子 愛知教育大学, 保健環境センター, 准教授 (90242891)
|
研究協力者 |
鈴木 隆佳
久永 直見
酒井 潔
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 石綿 / 含鉄小体 / 石綿小体 / 位相差顕微鏡 / 肺内石綿濃度 / 剖検肺 / 角閃石系石綿 / ばく露指標 / 石綿関連疾患 / 角閃石 / クリソタイル / 鉄タンパク / 中皮腫 |
研究成果の概要 |
日本人18例、韓国人39例の剖検肺を対象として含鉄小体及び非被覆繊維及び透過型分析電子顕微鏡を用いて石綿繊維に種類別の計測を行った。日本人が全ての濃度で韓国人に比べて有意に高値であった。含鉄小体濃度、非被覆繊維濃度ともに、石綿・非石綿繊維濃度と有意な相関を認めた。含鉄小体濃度、非被覆繊維濃度は、石綿・非石綿繊維濃度と概ね有意な相関が得られたが、含鉄小体濃度においては、角閃石系石綿濃度とは有意な相関が得られなかった。非被覆繊維濃度との相関が含鉄小体濃度との相関よりも強いことが確認された。石綿曝露が比較的少ない今回の対象例では、非被覆繊維の計測により、より正確な曝露評価が可能になると考えられた。
|