研究課題
基盤研究(C)
手術時の感染管理として、医療従事者の手指消毒は重要であるが、これまでの報告では業務改善としての報告に限られていた。本研究では、医療従事者由来保菌細菌を手術部位感染の原因の一つと捉え、感染制御のために手指保菌細菌の減少と管理方法について検討した。その結果、ラビング消毒薬長期使用やスクラブ剤成分による抗菌薬感受性への影響や管理方法に関する知見を得た。さらに、国内の現状として未だに消毒に関する検討は消毒法の順守に限局されているので、本研究をさらに発展させる必要があることが示唆された。
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日本手術医学会誌
巻: 37
巻: 36 ページ: 36-39
巻: 35 ページ: 352-354