研究課題/領域番号 |
25460873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
福家 千昭 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60173374)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | メソミル / ジメチルジスルフィド / クロマトグラフ質量分析計 / ヘッドスペース分析法 / メソミル分解酵素 / 肝臓・腎臓 / 腸内細菌 / Bacillus cereus / ガスクロマトグラフ質量分析計 |
研究成果の概要 |
メソミル中毒死例の剖検試料をGC/MSにて分析したところジメチルジスルフィド(DMDS)を検出した.DMDSは独特の臭気を有する有機硫黄化合物であるが,メソミルと関連付ける報告は見当たらない.そこでメソミルが分解することによりDMDSが産生されることを証明するために実験を行った.新鮮なブタ肝臓をホモジナイズし,メソミルと混合した後37℃で加温した.結果,メソミル濃度は継時的に減少し,DMDS濃度は増加するという結果が得られた.以上の結果より,DMDSはメソミルが分解することにより産生されることが明らかとなり,DMDSの特徴的な臭いが剖検試料からしてきた場合,メソミル中毒の疑いがあるといえる.
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