研究課題/領域番号 |
25460876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 大阪市立大学 (2015) 鳥取大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
石川 隆紀 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (50381984)
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研究分担者 |
道上 知美 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00529240)
前田 均 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 名誉教授 (20135049)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 低酸素 / 虚血 / 頭部外傷 / 甲状腺ホルモン / 視床下部 / 下垂体 / 甲状腺 / 法医病理学 / 低酸素・虚血 / 窒息 / 甲状腺関連ホルモン |
研究成果の概要 |
法医学領域における甲状腺関連ホルモンの意義を明らかにすべく,急性窒息死(縊頸,絞頸,扼頸),その他窒息死(鼻口閉塞,吐物吸引など),頭部損傷急死例および急性心臓死などを対照として,左・右心内血,総腸骨静脈血について甲状腺関連ホルモン(T3,T4,Tg,TSH)の測定を行った.その結果,Tgにおける死因間差はなかったものの,T3・T4は,いずれの部位においても窒息死例,急性頭部外傷例で高値を示し,急性心臓死で低値を示した.これらT3・T4の変化は,TSHとの関連を認めないことから,視床下部-下垂体-甲状腺軸による調節によるものではなく,低酸素・虚血状態に伴う変化を示しているものと推測された.
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