研究課題/領域番号 |
25460910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
岡崎 真理 城西大学, 薬学部, 教授 (50272901)
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研究分担者 |
松崎 広和 城西大学, 薬学部, 助手 (80582238)
坂本 武史 城西大学, 薬学部, 教授 (20187040)
玄 美燕 城西大学, 薬学部, 助手 (50711751)
日比野 康英 城西大学, 薬学部, 教授 (10189805)
岩田 直洋 城西大学, 薬学部, 助手 (50552759)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | フェルラ酸誘導体 / 慢性脳低灌流 / 脳虚血 / 脳血流維持作用 / 嚥下反射障害 / ラット / 抗アポトーシス作用 / 慢性脳循環障害 / 嚥下障害 / 脳保護作用 / 抗酸化作用 / 細胞保護作用 / 抗酸化活性 / PC12細胞 |
研究成果の概要 |
嚥下障害は、脳梗塞等の脳血管障害に起因し、低栄養や誤嚥性肺炎のリスクを増大させる。本研究において我々は、天然物のフェルラ酸(FA)をシード化合物として、FAよりも優れた脳保護効果を有する誘導体(FAD)の創出を試みた。抗酸化能および細胞保護効果を指標としたスクリーニングにより、毒性が低く、FAよりも効果の強いFAD012を見出した。FAD012の長期経口投与は、ラットの慢性脳低灌流処置による脳血流量の減少を軽減し、嚥下反射潜時の延長および回数の減少を抑制した。これらの結果より、FAD012は、虚血時の脳血流を維持することにより脳障害を抑制し、嚥下反射機能障害を軽減することが明らかとなった。
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