研究課題/領域番号 |
25460942
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
藤村 理紗 千葉大学, バイオメディカル研究センター, 助教 (30376363)
|
研究分担者 |
幡野 雅彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20208523)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 腸管神経 / 腸炎 / 腸内細菌叢 / 腸内細菌科 / DSS誘導腸炎モデル / dysbiosis / 好酸球 / 一酸化窒素 / ニトロ化 / NO還元酵素 / 腸内フローラ / 腸内細菌化 / nNOS / IgA |
研究成果の概要 |
本研究では、腸管神経が過剰に存在しDSS誘導腸炎モデルにおいて高い感受性を示すNcx-KOマウスを用いて、腸管神経による腸内細菌の恒常性に対する影響および、腸炎との関わりについて明らかにした。NCX-KOマウス腸内細菌叢は、培養法およびPCR法により、好気性菌および腸内細菌科の菌が増加しており悪化していた。またNcx-KOマウスにおいては、病原性が高いNO還元酵素norVをもつ細菌が有意に増加していた。さらに、Ncx-KOマウスの糞便を野生型マウスに移植したところ、DSS誘導腸炎モデル悪化した。以上の解析から、腸管神経が腸内細菌叢の制御に重要な役割を持つことが示唆された。
|