研究課題/領域番号 |
25460975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
安部井 誠人 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (20261802)
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研究分担者 |
永田 恭介 筑波大学, 学長 (40180492)
兵頭 一之介 筑波大学, 医学医療系, 教授 (60416469)
山下 達郎 (山下 太郎) 金沢大学, 大学病院, 助教 (90377432)
中村 幸夫 国立研究開発法人理化学研究所, その他部局等, その他 (60231479)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肝細胞癌 / 腫瘍融解ウイルス / 癌幹細胞 / ワクシニアウイルス / ソラフェニブ |
研究成果の概要 |
近年,癌の治療には癌幹細胞に対する標的治療の必要性が明らかになっているが,その薬効評価に資するin vitro細胞系は不明であった。本研究では,初めに種々の肝細胞癌細胞株のうちLi-7細胞株のCD13陽性CD166陰性細胞が癌幹細胞の性質を示すこと,そしてLi-7細胞が肝細胞癌の癌幹細胞に対する薬効評価に資することを明らかにした。次いで,この細胞を用いJX-594の効果を評価したところ,JX-594はCD13陰性非癌幹細胞とともにCD13陽性CD166陰性癌幹細胞をも殺傷した。JX-594腫瘍融解ウイルスは肝細胞癌の癌幹細胞に対し殺傷効果を示すことが初めて明らかとなった。
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