研究課題/領域番号 |
25460986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
田中 榮司 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (50163506)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | B型肝炎 / HBe抗原 / セロコンバージョン / HBcr抗原 / Mac-2 binding protein / 肝線維化 / 肝細胞癌 / B型慢性肝炎 / ウイルス変異 / HBV DNA / HBs抗原 |
研究成果の概要 |
B型肝炎の診療において、HBe抗原陰性慢性肝炎は間欠的に激しい肝炎を起こす傾向があり、肝硬変や肝癌へ進行しやすいことが報告されている。今回、この病態を検討し以下のことを明らかにした。HBe抗原セロコンバージョン後2年以降のALT上昇はHBe抗原陰性慢性肝炎と評価され、この発症予測にはALT値, HBV DNA量、HBcrAg量が有用であった。HBVのPre-core変異とウイルス量はセロコンバージョン前後で逆の関連がみられた。WFA+-M2BPはB肝炎の肝線維化および肝発癌の予測に有用であった。これらの成績は、HBe抗原陰性慢性肝炎例の予後改善に役立つことが期待される。
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