研究課題/領域番号 |
25461048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
柏村 健 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (70419290)
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連携研究者 |
南野 徹 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90328063)
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研究協力者 |
渡邊 達
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 心不全 / カルシウム過負荷 / 頻度収縮性関係 / 交互脈 / 刺激後増強反応 / ペーシング / 収縮後増強反応 / 連結期収縮性関係 |
研究成果の概要 |
心不全において心筋細胞の収縮力低下の主因にカルシウム過負荷が考えられているが、患者さんの心臓で直接カルシウム過負荷を示す方法はない。我々はカルシウム過負荷の定義を「筋小胞体内のカルシウム含量が多くなり、心拍間の時間が短いときに放出できる許容量を超え、収縮効率が低下した状態」とした。実際、心房ペーシングで心拍数をあげて、左室収縮力を心臓カテーテル検査で測り、心不全患者さんでは、本来増強すべき左室収縮力の増強程度が小さい一方、ペーシングをやめて心拍間時間が長くなると有意に大きな収縮力増強効果が得られた。その他の結果も合わせ、心不全でカルシウム過負荷が示唆された。
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