研究課題
基盤研究(C)
グレリンは国立循環器病研究センターの寒川賢治所長らによって発見された胃から産生される摂食亢進ホルモンである。我々はこれまでにグレリンを心筋梗塞モデルに投与することで病態が改善することを報告した。我々は今回の研究で、内因性グレリンの心筋梗塞モデルにおける病態改善作用・グレリンが交感神経抑制・副交感神経賦活化を介して心筋梗塞・心肥大の病態を改善すること・グレリン受容体アゴニストであるヘキサレリンが心筋梗塞の病態を改善すること明らかにした。これらの知見は、グレリンのみならずグレリン受容体アゴニストも循環器疾患治療薬となり得る可能性を示すものである。
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 3件) 図書 (2件) 備考 (1件)
Endocrinology
巻: 157 号: 1 ページ: 358-367
10.1210/en.2015-1344
Hypertension
巻: 65 号: 6 ページ: 1238-1244
10.1161/hypertensionaha.114.04864
Peptides
巻: 56 ページ: 156-162
10.1016/j.peptides.2014.04.004
http://www.ncvc.go.jp/res/divisions/biochemistry/