研究課題/領域番号 |
25461093
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
廣 高史 日本大学, 医学部, 准教授 (10294638)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 急性冠症候群 / 動脈硬化 / プラーク破綻 / 血管内イメージング / 流体力学 / 3次元画像構築 / 3次元画像構築 |
研究成果の概要 |
急性冠症候群(ACS) の主因は、冠動脈粥腫の破綻とそれに伴う血栓形成であるとされているが、逆に冠動脈粥腫の破綻が必ずしもACSを発症するわけではない。本研究ではACSを発症する粥腫の破綻と発症しない破綻との間でどのような違いがあるのかを検討した。3D血管内エコー法による検討により、血管長軸に沿って長細く広がり、かつ末梢側に線維性被膜の断端が残存する破綻であるほどACSが発症しやすいことがわかった。流体力学的シミュレーションの結果、そのような破綻は、そうでない破綻に比し、有意に血流の乱れが生じ、引き続いて起こる血栓形成が形状的にも流体力学的にもより起こりやすい可能性があることが示唆された。
|