研究課題/領域番号 |
25461108
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
真田 昌爾 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 招へい教員 (70593797)
|
研究分担者 |
南野 哲男 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (30379234)
肥後 修一朗 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00604034)
朝野 仁裕 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60527670)
塚本 蔵 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80589151)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 慢性心不全 / 自然免疫 / 心筋保護 / 心不全 / 内因性免疫 / G蛋白共役受容体 / 心筋リモデリング / 心筋細胞 / G蛋白共役性受容体 / IL-33 / ST2受容体 / MAPキナーゼ / NF-kB / 心筋肥大 / アポトーシス |
研究成果の概要 |
本研究では従来の薬剤治療で予後が改善しない慢性心不全にて、自然免疫を担うIL-33/ST2 が新しいストレス応答依存機序として重症化に関与するか検討した。 心筋細胞にストレス刺激を加えると心筋肥大・アポトーシスが増加したが、IL-33はGPCR刺激で活性化されるNF-kBとJNK/p38に選択性を持ち、ST2と共役してそれらを強く抑制した。IL-33遺伝子改変マウスの圧負荷心不全モデルでも、IL-33の修飾が心筋肥厚・肺水腫・心筋収縮低下・炎症細胞浸潤・Th1/Th2サイトカインの発現変化・心筋線維化・心筋肥大に相関していた。 よってIL-33が慢性心不全の新たな治療標的となり得ることが示された。
|