研究課題/領域番号 |
25461142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 (2014-2015) 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究 (2013) |
研究代表者 |
磯田 菊生 順天堂大学, 医学部, 准教授 (00532475)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 動脈瘤 / 炎症 / サイトカイン / 骨髄 / DPP-4阻害 / アンジオテンシンII / DPP-4阻害薬 / 抗炎症性サイトカイン / 炎症細胞 |
研究成果の概要 |
IL-1Ra欠損マウスの自然発症大腿動脈瘤形成過程を詳細に観察し、炎症性動脈瘤はまず外膜側の炎症から始まり、次いで内膜肥厚を来し、その後血管径拡大・動脈瘤形成を来すことが分かった。この炎症性動脈瘤形成には炎症惹起能力の高いIL-1Ra欠損炎症細胞が大きく関与していることを明らかにし、論文発表することができた。またこの外膜炎症抑制には糖尿病治療薬の1つであるDPP-4阻害薬が有効であることを見出し、論文発表した。さらに、紡錘瘤や嚢状瘤、解離性動脈瘤では病変部の炎症細胞の構成成分が大きく異なり、発症機序解明につながる所見も得られた。更なる検討を継続し、論文化する予定である。
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