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IL-28R を発現する組換えウイルスを用いた悪性胸膜中皮腫治療

研究課題

研究課題/領域番号 25461165
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関城西大学

研究代表者

沼崎 宗夫  城西大学, 薬学部, 教授 (50344677)

研究分担者 萩原 弘一  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (00240705)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード遺伝子治療 / アデノウイルスベクター / サイトカイン / インターフェロン / 悪性胸膜中皮腫
研究実績の概要

Interleukin (IL)-29 は、抗ウイルス作用を有する新規のサイトカインとして 2003 年に発見された。IL-29 の受容体は、IL-10 receptor β (IL-10Rβ) および IL-28Rα のヘテロ二量体で構成されている。IL-10Rβ は様々な細胞に発現しているが、IL-28Rα は一部の細胞にしか発現していない。IL-29 が作用するかどうかは IL-28Rα が発現しているかどうかによって決定する。本研究では、IL-28R 発現遺伝子組換えアデノウイルスを作成して、IL-28Rα を発現していない悪性胸膜中皮腫細胞に感染させて IL-28Rα を発現させ、IL-29 に対する感受性を獲得するかどうかを検討した。IL-28R 発現遺伝子組換えアデノウイルスを感染させた悪性胸膜中皮腫の6種類の細胞株 MSTO-211H、NCI-H2052 、NCI-H226 、NCI-H2373、NCI-H2452 および NCI-H28 では IL-28R mRNA および 細胞表面での IL-28R 発現が認められた一方、親株および Neo 発現遺伝子組換えアデノウイルスを感染させた悪性胸膜中皮腫細胞株では IL-28R mRNA および 細胞表面での IL-28R 発現が認められなかった。IL-28R 発現遺伝子組換えアデノウイルスを感染させた悪性胸膜中皮腫細胞に IL-29 を作用させて細胞増殖抑制作用を検討すると、細胞株の種類により程度に差が認められたが、軽度な細胞増殖抑制作用が確認できた。SCID マウスに移植した悪性胸膜中皮腫細胞に IL-28R 発現遺伝子組換えアデノウイルスと IL-29 を投与した場合は、コントロールの遺伝子組換えアデノウイルスと IL-29 を投与した場合と比較して、増殖抑制傾向は認められたが有為差は確認できなかった。

報告書

(2件)
  • 2014 実績報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] IL-29 発現遺伝子組換えアデノウイルスを用いた癌治療2014

    • 著者名/発表者名
      石田美智子、大場みちる、猪俣勇、沼崎宗夫
    • 学会等名
      第27回日本バイオセラピィ学会学術集会総会
    • 発表場所
      大阪市ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター
    • 年月日
      2014-12-04
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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