研究課題/領域番号 |
25461190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
坂東 修二 香川大学, 医学部, 講師 (60314928)
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研究分担者 |
石井 知也 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (80467836)
金地 伸拓 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (60403789)
羽場 礼次 香川大学, 医学部附属病院, 准教授 (90304584)
藤田 次郎 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80209056)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ビメンチン / 肺癌 / 浸潤能 / マトリゲル / 非小細胞肺癌 / サイトケラチン / 浸潤 |
研究成果の概要 |
我々は非小細胞肺癌で外科的切除を受けた組織標本を用いてビメンチン発現と予後との関連を評価した。また、siRNAを用いたビメンチンの遺伝子発現抑制実験やマトリゲルを用いて浸潤能を高めた細胞株を用いた実験を行った。マトリゲルを用いた実験では細胞株のビメンチン発現と浸潤能は相関していた。また、切除標本を用いた実験ではビメンチンの発現と予後の悪さが関連しており、それは扁平上皮癌より腺癌で有意に関連していた。浸潤能の高い細胞株はビメンチンの発現が高く、ビメンチン遺伝子の発現を抑制した場合は浸潤能が低下した。以上よりビメンチンは非小細胞肺癌の浸潤能を変化させることでその予後に影響を与えているといえる。
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