研究課題
基盤研究(C)
特発性間質性肺炎の発症機序およびその治療法は未だ確立しておらず、今日大きな問題となっている。本研究では、肺におけるアンジオポエチン様因子ファミリー2(Angptl2)の発現が肺繊維化抑制に重要な役割を果たしていることを明らかにした。肺組織において、Angptl2は肺胞上皮細胞に主に発現しているが、薬剤刺激により肺線維症を来している肺組織では、線維芽細胞を含むさまざまな細胞でAngptl2の発現が増加していた。一方、Angptl2を欠損したマウスでは野生型マウスと比較して、薬剤刺激による肺線維症が増悪しており、肺におけるAngptl2の発現は肺線維化抑制に関与している可能性が示唆された。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 1件、 査読あり 11件、 オープンアクセス 9件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)
Kidney International
巻: 89 号: 2 ページ: 327-341
10.1016/j.kint.2015.12.021
J. Biol. Chem.
巻: 291 号: 14 ページ: 7373-7385
10.1074/jbc.m115.710186
Pharmacol Res.
巻: 99 ページ: 52-62
10.1016/j.phrs.2015.05.004
Sci Rep.
巻: 5 号: 1 ページ: 9170-9170
10.1038/srep09170
Cancer Science
巻: 105 号: 12 ページ: 1550-1559
10.1111/cas.12554
The International Journal of Biological Markers
巻: 印刷中 号: 3 ページ: 0-0
10.5301/jbm.5000080
Science Signaling
巻: 7 号: 309
10.1126/scisignal.2004612
Arterioscler Thromb Vasc Biol.
巻: 34 号: 4 ページ: 790-800
10.1161/atvbaha.113.303116
Trends Endocrinol Metab.
巻: 25(5) 号: 5 ページ: 245-54
10.1016/j.tem.2014.03.012
PLoS One
巻: 9 号: 1 ページ: e85542-e85542
10.1371/journal.pone.0085542
Mol. Cancer Res
巻: 12 号: 2 ページ: 239-249
10.1158/1541-7786.mcr-13-0336