モノアミンメチル化酵素を標的とした新たな慢性腎臓病進展因子の解明

• 研究課題/領域番号: 25461218
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 腎臓内科学
• 研究機関: 滋賀医科大学
• 研究代表者: 宇津 貴 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (20422884)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 尿細管 / 糖尿病性腎症 / 尿細管細胞 / モノアミン / 慢性腎臓病 / 肥満 / 加齢 / 脂肪酸毒性 / モノアミンメチル化酵素

研究成果の概要

モノアミンメチル化酵素であるInmtの尿細管障害における役割を検討した。培養尿細管細胞において、Inmt発現抑制により、アポトーシスおよび炎症は亢進し、Inmtを過剰発現することによって、これらの反応は抑制された。これらの結果より、Inmtは尿細管障害に対し保護的な働きをしていることが示唆された。この現象を近位尿細管特異的Inmt欠損マウスの作成