研究課題/領域番号 |
25461230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
丸茂 丈史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (70265817)
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研究分担者 |
河原崎 和歌子 東京大学, 先端科学技術研究センター 臨床エピジェネティクス講座, 特任研究員 (50424594)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 糖尿病性腎症 / エピジェネティクス / DNAメチル化 / アンジオテンシン / 近位尿細管 |
研究成果の概要 |
透析導入原疾患の第一位を占める糖尿病性腎症は大きな医学的・社会的負担となっている。進行性の病態は、細胞の形質変化を持続させるエピジェネティック異常が原因となって生じることが明らかになってきた。 本研究によって、糖尿病が腎臓にDNAメチル化異常を生じさせるか調べた。糖尿病マウスの腎臓近位尿細管では腎障害の進行に関連のあるアンジオテンシノーゲンやHGF受容体などの遺伝子にDNAメチル化異常が生じて、障害因子の上昇と保護因子の減少の維持に関わると思われた。見出されたエピジェネティック異常の予防とリバースさらに異常を呈する遺伝子、異常の上流下流各段階に対する治療が腎症進行に対して有効であると考えられる。
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