研究課題
基盤研究(C)
ミネラルコルチコイド受容体活性化機構解明のため、生化学的手法を用いたMR相互作用因子の探索でcorepressorであるCASZ1を同定した。そこでこの蛋白質の生理学的な重要性を解明するために尿細管特異的CASZ1ノックアウトマウスを作製した。このマウスはDOCA+salt負荷において、対照群と比較して血圧が有意に高く、尿中K排泄も有意に増加していた。このことからノックアウトマウス群ではアルドステロン作用が増強されることが示唆される。以上からCASZ1がMRの転写活性を通じて高血圧発症に重要な役割を果たすことが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
J Clin Endocrinol Metab
巻: 101 号: 1 ページ: 6-9
10.1210/jc.2015-3285
http://www.keio-emn.jp/research/07.html