研究課題/領域番号 |
25461256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
角田 隆俊 東海大学, 医学部, 教授 (50276854)
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研究分担者 |
深川 雅史 東海大学, 医学部, 教授 (00211516)
小林 広幸 東海大学, 医学部, 教授 (60195807)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 腹膜透析 / 腹膜保護 / ピリドキサミン / 内服薬 / カルボニル・ストレス / carbonyl / 半減期 |
研究成果の概要 |
カルボニル・ストレスの阻害薬であるピリドキサミン(PM)は、腹膜透析(PD)患者の腹膜ろ過機能の低下を軽減する事が知られている。実際に、PMを経口投与した腎不全ラットでは腹膜の劣化(小分子透過率の上昇、血管とリンパ管の増生、最終糖化産物の増加等)が軽減されていた。PMの薬物動態と薬力学を検討するため、PD患者へPMを経口投与して、その動態を観測して対照健常者群と比較すると共に、腹腔内透析液の総カルボニル濃度を測定してPM投与による有意な濃度低下を検出した。今回の研究で、PMの内服によるカルボニル・ストレス軽減と腹膜保護効果が確認され、その薬物動態と薬力学が明らかにされた。
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