研究課題/領域番号 |
25461263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 環 川崎医科大学, 医学部, 教授 (30187124)
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研究分担者 |
藤本 壮八 川崎医科大学, 医学部, 講師 (00319948)
春名 克祐 川崎医科大学, 医学部, 講師 (40341094)
佐藤 稔 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (70449891)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 腹膜線維化 / Wnt/β-cateninシグナル / 酸化ストレス / eNOS / Klotho / 腹膜透析 / Wnt/β-catenin経路 / klotho / CTGF / 中皮細胞EMT |
研究成果の概要 |
長期腹膜透析は,最終的に腹膜線維につながり腹膜機能不全および構造的変化を引き起こす。しかし,腹膜線維化の詳細なメカニズムは解明されていない。 Wnt /βカテニンシグナル伝達経路, 内皮一酸化窒素合成酵素(eNOS)-NOシグナル伝達経路は,臓器の線維化の進行に寄与する。今回,腹膜の線維過程において,二つの重要なメカニズムを示した。先ず,酸化ストレス下で腹膜におけるWnt/βカテニン経路は活性化され,腹膜の線維化を促進した。第二に,eNOSの-NOシグナル伝達経路の破壊は,創傷治癒を遅延させることにより,腹膜線維化を悪化させる。これらの結果は,腹膜線維症の予防のために有用な治療法になり得る。
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