研究課題
基盤研究(C)
白質脳症の原因疾患は多岐にわたることが知られている。我々は55種類の白質脳症原因遺伝子を対象に、Agilent社SureSelectを用いたエクソンキャプチャーキットを設計し、原因不明の白質成人脳症患者60名に対して、次世代シーケンサーMiSeqを用いた塩基配列解析を行った。その結果明らかに病的と判断されるNOTCH3の遺伝子変異を4症例に認め、更に、EIF2B2およびPOLR3Aの既知変異を持つ症例を1例ずつ認めた他、複数症例で病的意義不明の変異を認めた。今回我々の解析系により成人白質脳症患者10%が確定診断に至り、8.3%で未知の遺伝子変異を持ち病態への関与が疑われる変異が同定された。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (6件)
JAMA Neurology
巻: 72 号: 7 ページ: 797-805
10.1001/jamaneurol.2015.0610
J Hum Genet
巻: 60 号: 4 ページ: 187-191
10.1038/jhg.2015.7
40020433141
Sci Rep
巻: 4 号: 1 ページ: 7132-7132
10.1038/srep07132
120007100602
Journal of Neurology
巻: 印刷中 号: 7 ページ: 1381-1386
10.1007/s00415-014-7353-4
巻: 59 号: 3 ページ: 163-172
10.1038/jhg.2013.139