研究課題/領域番号 |
25461339
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
濱田 洋司 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (20293706)
|
研究分担者 |
清野 祐介 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (80534833)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | S100B / 肥満 / 脂肪組織 / インスリン抵抗性 / 糖尿病 / 脂質異常 / インスリン分泌 |
研究成果の概要 |
本研究は糖尿病・肥満における全身の慢性炎症の新たなメディエータとして、S100B蛋白に着目したものである。S100Bノックアウトマウスを用いた検討により、高脂肪食負荷時に、S100BKO群は野生群に比べ、ブドウ糖負荷試験ではインスリン分泌の亢進と耐糖能の改善傾向、インスリン感受性の改善傾向、血清中性脂肪・レプチンの高値、肝臓の脂質・胆汁酸代謝に関連する分子の変動が見られた。 以上の結果は、S100B蛋白が糖・脂質代謝に一定の役割を担っていることを示唆しており、今後S100Bを糖尿病・脂質異常症の新たな治療目標分子として展開できる可能性がある。
|