研究課題
基盤研究(C)
アディポネクチンは脂肪細胞から特異的に分泌され血液中に存在する蛋白である。アディポネクチンがある特定の組織・細胞に集積し、臓器保護作用を発揮することを明らかにした。アディポネクチンはT-カドヘリンに結合し、T-カドヘリンが高発現している大動脈・心臓・骨格筋に集積していた。特に、大動脈において詳細な検討を行った。定常状態でアディポネクチンはすでに血管内皮細胞に集積していた。動脈硬化部位では、アディポネクチンは内皮細胞のみならず、内膜に遊走してきた合成型平滑筋細胞や内皮に接着した単球表面にもその集積を認めた。アディポネクチン/T-カドヘリンは生体内の恒常性維持に必要なシステムと考えられる。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件)
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