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下垂体形成過程における転写因子δEF1の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 25461399
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内分泌学
研究機関愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所

研究代表者

松井 ふみ子  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 周生期学部, 研究助手 (10393133)

研究分担者 東 雄二郎  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 周生期学部, 部長 (30181069)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード内分泌学 / 下垂体形成 / 下垂体後葉 / 転写因子 / δEF1 / ノックアウトマウス
研究実績の概要

(1)転写制御因子であるδEF1KOマウスにおける、下垂体後葉形成不全に関して、後葉の組織形成時における細胞増殖をBrdUを用いて観察した。その結果、野生型においても、下垂体後葉は胎生11日から12日にinfundibulumとして間脳底部から加入すると、その細胞増殖は殆ど消失することがわかった。このことから、δEF1KOマウスにおける後葉形成不全が細胞増殖に起因している可能性は低いと考えられた。
(2)上記の結果をもとに、下垂体後葉に投射する室傍核や視索上核が正常に形成されているかどうかという点に関して、形態的、および免疫組織化学染色を用いて検討した。その結果、形態的にも各神経核が形成されていること、またバソプレッシン抗体による染色においても、それらの神経核で産生されていることがわかった。これらのことは、後葉組織に投射する神経核は正常に形成されていることを示している。
上記の結果より、δEF1KOマウスに観察された下垂体後葉形成不全は、少なくともそれに投射する神経核側が原因ではないことが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2014 実績報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] SIP1 expression patterns in brain investigated by generating a SIP1-EGFP reporter knock-in mouse.2014

    • 著者名/発表者名
      Nishizaki, Y., Takagi, T., Matsui, F. and Higashi, Y.
    • 雑誌名

      Genesis

      巻: 52 号: 1 ページ: 56-67

    • DOI

      10.1002/dvg.22726

    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] モデルマウスを用いたモワット・ウィルソン症候群の病態形成の解析

    • 著者名/発表者名
      高木豪、西崎有利子、松井ふみ子、東雄二郎
    • 学会等名
      第36回日本分子生物学会
    • 発表場所
      神戸国際会議場(神戸)
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
  • [学会発表] レポーターノックインマウスを用いたモワット-ウィルソン症候群の原因遺伝子SIP1の発現解析

    • 著者名/発表者名
      西崎有利子、高木豪、松井ふみ子、東雄二郎
    • 学会等名
      第36回日本分子生物学会
    • 発表場所
      神戸国際会議場(神戸)
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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